こんにちは、まっつんのブログです。
本日は、資産形成の考え方について記載していきます。
まず資産形成といっても、時間軸や目的によって取るべき手段は変わってきます。
その中でも本日は、超短期(1年以内)、短期(1~3年以内)、中期(3~15年以内)、長期(15年以上)の時間軸とそれに対して適切な金融商品についてお話ししていきます。
金融商品といっても近年は様々なものがありますが、「銀行・保険・証券」を軸に記載していきます。
※FX、不動産、仮想通貨、その他のものは今回は省略させていただきます。
<超短期の場合>
・銀行預金や自らのタンス預金の一択です。
このような資金は一般的に緊急予備資金と言われるようなものが多く、毎月の生活費に加えて何か欲しいものがあるであったりや、冠婚葬祭等の急な出費に対して備えておくものであり、銀行預金が一番適切です。
<短期の場合>
・超短期の時のような投資手法に加えて、2~3年の時間軸があるのであれば、私は証券を利用する可能性も大いにあります。
基本的な考え方は超短期の時と同じですが、目的によっては証券投資も有効かと思います。
では、どのような証券投資が適しているのかざっくりと目的別に考えていきます。
1.目標の金額や資金を使うタイミングがはっきりと決まっている場合(例えば1年後に引っ越しの予定があるや、2年後の次の車検のタイミングで車を買い替えるなど)
→安定的に少しでも増やしたいのであれば、目的の期間に対応した債券がおすすめかと思います。
債券についての詳しい説明はここでは省略しますが、債券であれば銀行預金よりかは高い利率で資産を形成することができます。
例えば個人向け国債の3年物の債券であれば、金利は現在0.05%です。
これを利用することももちろん1つの手段ですが、各証券会社では5年物や10年物の個人向け国債を購入された方に現金キャッシュバックプレゼントを実施しているところが多くあります。
これを利用して、10年物の債券を購入し、1年後に売却して現金のキャッシュバックだけ利用するという方法は全然ありです。(証券会社の営業マン時代に、よくやっておりました。)
また個人向け国債ではなく、社債を活用する方法もあります。
社債であれば、個人向け国債より高い利率のものも多く存在しています。また劣後債であれば1%を超えるものも多くあるので、それらを利用することはおすすめな方法となります。
2.目標の金額や資金を使うタイミングがはっきりと決まっていない場合(例えば3年後に今よりお金増やしておきたいけど、銀行預金以外で何かないかと考えているなど)
→投資信託や個別株式を購入することがおすすめです。この場合、敢えてつみたてではなくまとめて買い付ける方法をおすすめします。
最近よく聞く「つみたてNISA」などのつみたて投資ではなく、私ならある程度まとまった資金で金融商品を購入します。
つみたて投資の特徴としては、ドルコスト平均法という考え方を用いた「長期・分散」投資であり、期間が長くなればなるほど効果を発揮します。短期の期間であれば、投資対象を分散させることでリスク(価格の乱高下)を抑えることはできますが、当然大きな上昇は見込めません。
それであれば、アクティブ投信や個別株式に投資をする方法がいいかと思います。
アクティブ投信や個別株式はもちろんそれなりの知識が必要ですが、3年で倍以上になるものも数多く存在します。
※また上記の商品等については別の機会に記載します。
<中期の場合>
・短期の時のような投資手法に加えて、つみたてでの投資をおすすめします。
10年前後の時間があるのであれば、目的やリスク許容度に応じて短期の時と同様に、10年物の債券や個別株式での運用もおすすめですが、個人的にはつみたてでの投資を一番おすすめします。
→基本的な考えは過去の記事にも記載していますが、これくらいの時間軸が乱高下する株式市場であってもやはり成長している可能性が非常に高いです。
また先ほど少し触れた、ドルコスト平均法による「長期・分散」投資のメリットを十分に享受できるからです。
※このあたりも別の機会に詳しく触れたいと思います。
<長期の場合>
・中期の時のような投資手法に加えて、保険での資産形成をおすすめします。
もちろん長期であればあるほど、「つみたて投資」のメリットを享受できますが、やはり投資だけでは少し怖いというような方も多くいらっしゃいます。
そういった方であれば、15年や20年以上、おもには老後の資産形成という目的であれば確実に金額を約束できる保険を活用するのも1つだと思います。
※まっつんは保険業界での経験もありますので、こちらもまた詳しくお話できればと思います。